【図面作成】

耐震診断を行うには設計図書をベースに行いますので設計図書が必要です。
しかし、その設計図書がない場合があります。
必要な各種図面(平面図・立面図・断面図・各階伏図・軸組図)及び
構造部材リスト等の復元を行います。

まずは、現地にて必要な情報を測定。
開口部や点検口から仕上材が施されていない柱・梁・壁厚を測ります。
また専用の機械を使って階高やスラブ厚も調べます。

構造部材リストに必要な情報も斫り調査を行い、鉄筋の種類・径、かぶり厚等を計測、
鉄筋探査機を用いて配筋状態も確認し、できるだけ多くの情報を収集します。
計測・調査した結果を基に各階伏図・軸組図・構造部材リストを作成します。
通常の現地調査の結果も踏まえて各階平面図・立面図・断面図等の作成も行います。