【コンクリート強度試験】

コンクリートの圧縮強度は、そのコンクリートがどれだけの力(重さ)に耐えられるかを示すもので、使用される構造物により必要とされる圧縮強度は異なります。

コアドリルを使用して鉄筋コンクリート造から試験体となるコアピースをJIS A 1107規格(コンクリートからのコアの採取方法 及び圧縮強度試験方法)により採取。公的機関にて強度試験を行います。

原則としてコンクリート圧縮強度試験では調査対象建築物の各階任意3箇所以上で採取を行い、試験結果から得られる圧縮強度の平均にて強度を確認します。

正確な強度が必要な場合は、コンクリートコアを採取するなどコンクリートを破壊するためコストもかかりますが、コンクリートの強度確認が主な目的の場合は、安価な「シュミットハンマー法」があります。